深川江戸資料館は大江戸線の清澄白川駅から歩いて10分ほどの場所にある。
東京現代美術館の近くだったので寄り道して見学したのだけれど、これがなかなか興味深かった。
中に入ると、江戸末期、天保年間の深川佐賀町の町並みが実物大で想定復元されている。
ちょっとしたタイムスリップ気分である。
私たちが目指したものは江戸深川の建物の展示ではありません。
そこに暮らす人々を紹介したかったのです。
とあるように、江戸の下町に住んでいたであろう人々の気配を感じられる展示で、裏木戸から路地に入ると、長屋から落語に出てくる熊さんや八っつぁんがひょいと出てきそうな気がします。
船宿などには三和土で靴を脱いで、「ちょっと失礼」ってな感じで部屋に上がって、中の様子を近くで見ることもできます。
公式サイトの展示案内を見ると、それぞれの家に住んでいる人たちの紹介がされていて、行く前に軽く読んでおくとまた面白いかもしれません。
再現された江戸の町を歩いて、長屋の暮らしを説明した展示を見ていると、せまい長屋暮らしも楽しそうに思えてきます。
最近、LOHASなんて言葉が流行ったりしていますが、江戸時代って究極のリサイクル社会だったんですよね。
今更、江戸時代の暮らしには戻れませんが、江戸時代の日本人がそんな社会の仕組みを作っていたってことにまた改めて感心したりしたのでした。
このところの靖国問題とかに象徴されるように、戦中の異常だった十数年が日本の本質みたいに世界で(とくに中国、韓国で)思われているような節があるのはとても悲しいことです。
司馬遼太郎さんも「この国のかたち」という著書の中で語っていますが。
ま、それはそれとして、東京現代美術館や江戸東京博物館を訪れた際には、近所なのでこちらにも寄ってみることをおすすめします。
さらにどうでもいいことですが、長屋の屋根の上にいる猫、でかっ!












