ヘコみました。
いきなりですが、かなりヘコみました。
この映画。
先週の日曜日、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ブラッド・ダイヤモンド」を観てきました。
予告編はTVで見ていて、ちょっと面白そうかなと前から思っていたのと、ちょうどほかに観たい映画もなかったので観に行ったのですが……
けっこう重い話だというのは予想していたんですけどね。
あ、勘違いされると良くないので先に言っておきますが、いい映画です。
社会問題を鋭くえぐっているし、そのうえでエンターテイメント性もあり、感動もあり。
最近観た映画の中ではかなり上位に入る。
ただ、元気がないときに観ると、やられます。
ダイヤの密売人と、闇ダイヤの採掘場で強制労働させられる中で大きなピンクダイヤを見つけた黒人の漁師、そして女性ジャーナリスト。
激しい内戦が繰り広げられるアフリカの地で、ダイヤをめぐって繰り広げられる物語。
なんというか、いきなり冒頭から悲惨です。
映画だからそういうのが強調されるのか、それとも現実はもっと悲惨なのか。
政府軍とゲリラ(解放戦線)とがそれぞれ自分たちの正義を叫びながら、殺し合う。
何の罪もない、同じ国の人間に暴力を奮い、殺し、年端も行かない子供を洗脳し、暴力を強制する。
「硫黄島からの手紙」を観たときもけっこうヘコみましたが、今回はほんの数年前にあった現実なだけに衝撃はかなりのものでした。
現実に世界のどこかではいまだにこんな悲惨なことが行われている。
外国からの侵略に対して戦うならまだ理解できる。
でも、同国民同士が血を血で洗うような争いを繰り広げている。
そしてそれを煽っているのは、外で他人事のようにそれを眺めている先進諸国なのだ。
自分たちの利益のために。
アメリカという国は……、と最近よく思う。
アメリカの正義とは自国の利益を意味する。
あまりにもひどい。
まったく文化的でも先進的でもない、それに何より下品だ。
そういうことを考えていると、だんだんげんなりしてきてしまう。
無力感にも苛まれるし。
そんなことを言っていても仕方ないので、少しでも自分にできることをするしかないですよね。
映画の舞台になっているアフリカのシエラレオネというところは、今は平和になっているそうです。
少しずつでも平和に向かって行っていればいいなと願います。
そして、アメリカがむやみやたらに馬鹿みたいな戦争を仕掛けるのを止めて欲しいとも。
そういう現実がいまだにあるということを再認識させられます。
エンターテイメントとしても楽しめますので、おススメします。
ただし、対抗するだけのエネルギーは必要ですのでご注意を。











