ゴールデンウィークの2日目。
ひさしぶりにジムに行った行きがけに映画のタイムスケジュールをチェックしてみたら、たまたま「バベル」がいい時間にあったので観て来ちゃいました。
ひさしぶりにジムっていうのは、2週間ほど前に風邪を引いて、さらにそれをこじらせてしまって軽い気管支炎になってしまったためしばらく行けていなかったのです。
この日も完全にもとの体調ではなかったので、筋トレとかはやめて、軽く胴体力のトレーニングをしただけで終わりにしたのでした。
めったに体調を崩すことがないので、気管支炎で咳が止まらなかったのは辛かったです……
近況はそんな感じで、「バベル」ですが、明快な言葉として感想を述べるのは難しいですね。
明確な結論が提示される種類の映画ではないので。
評価は観る人によってかなり分かれると思います。
何かを感じて帰る人と、意味がわからず帰る人と。
簡単な映画ではない。
物語はモロッコの羊飼いの少年が放った一発の銃弾から始まり、モロッコ、メキシコ、日本、3つの物語がパラレルに進んでいきます。
3つの物語は時間軸がずれて語られるので、少し混乱するがちゃんと見ていればそれほどわかりにくくはないだろうと思います。
M・ナイト・シャマラン監督映画のように最後に何かしら明確な、どんでん返し的な結末が待っていると期待して観てはいけません。
結末に答えが用意してあるだろうと思って観ていると、全てを見逃す危険性があります。
ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネートの菊池凛子ですが、彼女の演技はすごく痛かったです。
公式サイトから引用します。
21世紀の今、この星全体が“バベル”のようになってしまった。世界のあちこちで争いが絶えないばかりか、もはや言葉の通じる隣人や親子でさえも、心を通わすことができない。かつてない急速な発展を遂げた情報化社会に暮らしているのは、どこにも届かない想いを抱いてさまよう私たちの孤独な魂なのだ。
この言葉をこの映画の中で最も体現していたのは菊池凛子じゃないだろうか。
もっとも、僕が日本人で、かつ、この映画の登場人物の中でいちばん年齢的に近かったのが彼女だったからという要因もあることは否めないけれど。
今日、ニュースで気分が悪くなった人がいたと報じられた場面、クラブのシーン。
僕は、個人的には、あの場面が一番悲しかった。
僕はこの社会の情報化の加速に加担している一人なわけですが、グローバル化が進み、情報化が進み、パソコンはインターネットに常時接続し、子供から老人まで携帯電話を持ち、全員がつながっていると錯覚している、そんな世界を作り上げていってるんでしょうか?
僕が高校生のときはまだ携帯電話はほとんど普及していませんでした。
だから、携帯なんてなくてもまったくかまわない。
でも、小学生のころから携帯電話が当たり前で、いつでも誰かと連絡が取れるのが当たり前で、常につながっているのが当たり前の環境で育った世代の持つ、寂しさとか不安とか、そういうのって気の毒だなと思います。
「あなたは今、孤独ですか。」で書いたことですね。
まったく。
2007年、世界はまだ変えられる。
そうだと、いいですね。












