
もう、がまんしない。(心屋仁之助)
GWの1日、「勉強カフェ」の無料見学会に行ってきました。
田町スタジオが会社から徒歩5分の場所にあり、出勤前に勉強したり、仕事したりするのにちょうどいいかと思って。
今、常駐している会社が始業が10時で通勤時間も短縮されたので、朝の時間に余裕ができたはずなんですが、結局朝寝坊してしまって、朝の時間を有効活用できてなかったんです。
それで、こういう場所を利用して早起きの習慣を作ろうという思惑。
無料見学会の参加特典で、今日1日無料で利用できるということだったので、家でぐだぐだする代わりに、ここでダラダラしてたわけです。
國分功一郎さんの「中動態の世界」も持ってきてたんだけど、本棚にあった心屋仁之助さんの「もう、がまんしない。~「自分らしく」生きる練習
」が置いてあったので、なんとなく手に取って読んでみました。
心屋仁之助っていう名前、どこかで聞いたことあると思って読んでみる気になったんだけど、どこでかって言うとTwitter。
「前者・後者論」というのを紹介していて、ああ、あの人か、と。
どこで何が繋がるかわからんもんですね。
で、この本。
最初の見開きに毛筆で「みつを」風の文章があったので引用しておこう。
がまんしてる方が
好きなことしてるより
楽なんだよね
好きなことだけやるのって
ものすごい勇気がいるけど
ものすごく楽しいよ
僕は今年の初めに会社を辞めて、フリーランスになったとき、
「自分のやりたいことだけやって生きていきます」
と宣言しました。
人生80年として、折り返し地点にあと一歩というところで思うことは、やりたくないことで無駄に時間使う暇なんかねーよ、ってことです。
好きなことをがまんして頑張ってるのに、認めてもらえない、理解してもらえないっていうなら、がまんも努力も今すぐ捨てて、好きなことをやればいいじゃん。
そういうこと。
がまんしなくていい
がんばらなくていい
役に立たなくていい
面白くなくてもいい
嫌われてもいい
無理をするのはやめて、今のままの自分をまるごと肯定してしまえ
つまり、230ページのこの本で言いたいことって、それだけなんですよね。
幸せになろうと思ったら、今すぐにでも幸せになれる
って、何だったっけ?アドラー心理学だっけ?
自分を否定して、もっと頑張らないと幸せになれないっていう人は典型的なんだけど、じゃあどこまで頑張れば幸せになれるの?って話で。
結局、いくら努力したって自分で自分が幸せになることを許してないんだから、死ぬまで幸せになれない。
とりあえず、とりあえずですよ、これでいいってことにしてみる。
わかんないけど、まあ、いいんじゃね。
って、とりあえず、思っておく。
いまはいまで幸福だということにしておく。
肩の力を抜いて、そう思ってみるだけでも、何か変わっていくと思うんですよ。
もっと具体的な言葉がたくさん欲しい人は、本をどうぞ。